⑪自転車日本縦断~尾道市→京都市~
今回の記事では、尾道市から、京都までの3日間をまとめて綴っていこうと思う。
理由としては、尾道市から岡山県備前市まで驚くほどに何も書くことがないからである。(笑)
尾道市から岡山の備前市まではひたすらにバイパス沿いを、トラック横目に走り続けた。これと言って景色も変わらず、ある意味この旅で一番きつい1日だったかもしれない。
夜は備前の温泉と食堂の複合施設(?)で風呂と夕食を済ませた。ここで食べたのも肉うどん。この旅で完全に肉うどんの虜になっている。
備前市の夜は、山の中というののもあり、冷え込んだ。この旅で初めて肌寒さを感じた。同時に8月も後半、夏の終わりも迫ってるのかなあ、という寂しい気持ちにもなった。
備前での夜を越え、日本縦断の旅は13日目この日は兵庫県神戸市を目指した。
姫路市では世界遺産「姫路城」を外観だけ拝んだ。(入場料高かった。)
しばらく自転車の空気を入れってなかったので、姫路の自転車屋さんで空気を入れてもらうことに。セルフでもよかったのだが、店員さんの計らいで点検も含めてやってもらえた。空気を入れてもらっていると、、、
パアーーーン!!!
僕の後輪が破裂しました(笑)
かなりタイヤもダメージを負っていたみたいで、ここまでパンクしないで来れたのが奇跡と言われた。
タイヤ代と修理代が思わぬ出費でしたがなんとか再出発。
そして神戸市に突入。かなり景色も都会になってきた。人も増えて、声をかけられる機会も多くなってきた。この日一番びっくりしたのは、赤信号で隣になった車の窓が急に開いて、運転手のマダムが「お兄ちゃん、頑張って」と言って2000円渡してきたこと。神戸恐るべし。
夜は兵庫に住む友人と三宮でご飯を食べ、そのまま泊めさせていただいた。
少し、「ご飯奢ってくれるのかな?」と期待していたが、お門違い。友達は自分の分すら支払えないくらいの所持金だった。結果僕がお金を貸す始末である。
それでも会ってくれて、家に泊めてくれたのですごく感謝してます。
14日目。朝イチで友達宅を出て、我が家のある京都へ。「早く帰りたい」の一心であっという間に京都に到着。近所にある二条城を見た時の安心感は半端なかった。
そして、同時にここで「1人旅」は終わり。ここからは、もう一人、友人と北海道を目指します。
この旅をひと通り終えたうえで、「1人旅」じゃなきゃできない出会いや経験が間違いなくありました。そして、もちろん「2人旅」じゃなきゃできないそれも間違いなくあって、それについては次回綴っていこうと思います。お楽しみに。